汎用声質変換ソフト「こえへん!」
「こえへん!」は、自分の声を好きな話者の声に変換できる、新時代の声質変換ソフトです。
自分と変換先の話者の母音(あ/い/う/え/お)の音声、計10個を用意するだけで、手軽に声質変換を始めることができます。
また、音声のパラメータを直接調整して、人工の声に変換する機能も備えています。
変換システムの部分については、単体でもUNVOCSの名称で公開しています。
注意してほしいこと
- このソフトを利用する際には、必ず利用規約を守ってください。
- 変換の仕組みは開発途上です。まだあなたが期待するような品質の声質変換はできないかもしれません。
- このソフトは日本語の変換を前提に開発されています。
- 現在のところ、Windowsのみに対応しています。
ダウンロードとインストール
- 利用規約を確認し、同意してください。
- 利用規約のページの下部にあるリンクから、ダウンロードページへ移動してください。
- 「Assets」をクリックし、Source code(zip)をダウンロードしてください。(32bit版と64bit版を同梱しているため、大容量となっています)
- ダウンロードしたzipファイルを展開してください。
64bit版は「64bit」のフォルダ、32bit版は「32bit」のフォルダに入っています。必要な方を適宜コピーしてください。
- フォルダ内の「koehen.exe」をダブルクリックすると起動します。
説明書
説明書(pdf形式)は、こちらからダウンロードできます。
ソースコード
本ソフトウェアのソースコードは、こちらから確認いただくことができます。
ただし、ソースコードのうち、他のライブラリ等を拡張している部分以外に対する複製・改変を、再配布を目的に行うことを禁止します。
更新履歴
Version Beta3.1(2022年5月1日)
Version Beta3(2022年3月30日)
- リアルタイム声質変換の処理を見直して音質を向上
- 独自音声の作成機能にサンプリング周波数の変更が反映されない問題の修正
Version Beta2(2022年3月22日)
- 変換データ作成用の音声ファイルを読み込む際に、サンプリング周波数が反映されない問題の修正
- 高周波数領域の抑制係数を入力で指定できるように変更
Version Beta1(2022年3月16日) 【公開停止】
汎用声質変換システム UNVOCS
UNVOCS(アンボックス)は、「こえへん!」の核となる声質変換システムです。
Universal Non-machine-learning-based VOice Conversion System(機械学習に基づかない汎用声質変換システム)の頭文字を取って命名しました。
Mozilla Public License 2.0の下でオープンソース化されており、ライセンスの条項を満たす範囲で自由に利用することができます。
解説文書
UNVOCSについての開発者による解説(pdf形式)は、こちらからダウンロードできます。
公開場所
UNVOCSのソースコードは、こちらで入手できます。
ライセンスについて
UNVOCSに適用されているMozilla Public License 2.0 (MPL 2.0)の要点は以下の通りです。
- 自由に利用・複製・改変が可能。
- 再配布の際には以下の条件を満たす必要がある。
- 著作者情報・ライセンス情報を削除・改変しない。
- 元のソースコードを複製・改変した部分は、再配布の際にもMPL 2.0でライセンスし、かつソースコードを公開する。
- 再配布の際、元のソースコードに由来しない部分については、独自のライセンスの設定が可能。
- 再配布の際、GPL系のライセンスをもつソースコードと組み合わせる場合、必要ならライセンスをGPL系のライセンスに切り替えることができる。
詳しくはライセンスの原文をご確認ください。
公式Discord
開発者と利用者が連絡を取り合う場として、Discordサーバーを用意しています。以下のリンクからご参加ください。
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